これまでの出欠簿
四十而不惑 その24   

ミニクラス会は進化する 宿泊学習 だぞ!

2005年4月16日(土)〜17日(日)
Photo by どうじん

プロローグ

 ミニクラス会とは“同級生が二人以上同じ場所に集まり酒をのんで楽しい時間をすごすこと”と定義されていますが、楽しい時間の長さに制限はありません。

2月のある日のML、沖縄での取材の帰りにまた東京に寄るから飲まんまいけと言うお〜た・どうじん氏に対し
   管理人>  どうじん、4月16日は待ってるよ。町田でやるか
   どうじん> 町田、ちゃう。 水戸、だっちゅうに。君のひとみは10000ボルト (^_^)V

 というやりとりで開催地に水戸が提案され
  小前さん>それでは、100種4000本の梅、偕楽園をご案内します。
 と応えて2ヶ月前に開催があっというまに決まってしまいました。そして、いつしか思い切って一泊が現実となり、ミニクラス会史上初めての「宿泊学習」が開催されることになったのです。
 茨城は未踏の地、どの様な学習が待っているのかワクワクしながらどうじん・組長・管理人の3名(3バカ?)は上野駅から特急列車に乗りこんだのでありました。

※おことわり 宿泊学習レポートは管理人の乏しい表現力だけではその全貌をお知らせできません。随所にMLの発言を引用しますがご了承下さい。
※Photo by どうじんのロゴはお〜た・どうじん氏の撮影した写真です。 写真のご提供 篤く熱く感謝致します。

第一部

§1 黄門様こんにちは
 12時44分、どうじん・組長・管理人を乗せたフレッシュひたち21号が水戸駅に到着しました。降りてきた3人の足下は若干乱れております。そう、列車のなかは既に宴会場、当初一杯だけのビールがいっぱいになり、組長はあと20分で到着するのに追加の生ビールを注文する始末。 結局、待ち合わせ場所の黄門さま像の前へはyopparaiモードで!
 待ち受けてくれたのは宿泊学習の立役者の小前さんと今回がデビューの天谷さん。さっそく黄門様へのごあいさつということで記念写真をパチリ!

この面子が目に入らぬか!



一杯はいっぱい?
§2 天谷さんデビュー
 天谷さんはなんと小前さんと同じ水戸のとなりのひたちなか市在住。 宿泊学習のお誘いを小前さんから受けて参加してくださいました。どうじん・組長・管理人とは高校卒業以来の再会です。
 天谷さんのスゴイところはその抜群の記憶力、管理人との相乗効果で今後もいろんな楽しみが(^_^;)

どうじん Said :
「あ、太田くん、全然変わってない!」、の最初の一言に少しよろけました。
 私は、高校の教室で割と静かにしている天谷さんのイメージしかなかったので、「えーッ、コレ、天谷さんけ?」と声を発したような気がします。

§3 「偕楽園」は桜が満開
 偕楽園は金沢の兼六園、岡山の後楽園と並ぶ日本三名園の一つです。ホントは梅の名所で100種4000本の梅なのですが、既に梅の季節は終了しています。 しかし、我々はラッキー! 園内の所々には桜の木がありそれが数日前の冷え込みのおかげで満開のまま我々を歓迎してくれました。
 さて、どうじん氏、下の写真のように愛機のデジカメD100に三脚をつけ真剣な面持ちで撮影ポイントを探しています。

Photo by どうじん

§4 寒くなってきたぞ
 本日の天気予報では茨城県地方の午後は雷雨!なんだか少しずつ気温がさがってきました。
 雲がたれ込め雨の匂いがするので、我々は偕楽園をあとにして水戸芸術館へむかいます。

§5 「なに、あのねじりぞうきん」
 失礼な、これは高名な建築家が作った水戸を代表するオブジェですぞ!ダラなことを言うと助さん・角さんに成敗されます。この塔にはエレベーターで登れるのですが、我々は富山県人なのでおとましいことはせずに芸術館のなかへ、ここにはパイプオルガンがあるとの情報をゲットしておりましたが、なんとラッキーなことに我々が入っていくとちょうど演奏が始まったところでした。ブクステフーデとバッハのオルガン曲をタダで聞きながら展示してある山海堂のフィギュアのコレクション(チョコエッグのおまけ)を観賞しました。

Photo by どうじん

Photo by どうじん



§6 天谷さんは機関銃&メモリー
 一寸疲れた我々は近くのファミレスで「お茶」をしようと思ったのですが。注文したモノは左の写真のとおり。泡の出る液体あり、ぶどう色の液体ありでとても「お茶」のノリではありません。店のお客は高校生が主流。そのなかで不良中年のおじさん・おばさんたちは声高に盛り上がるのでありました。
 そのとき、小前さんのケータイにメールが、なんとはまさKINからの「突撃メール」でした。さすがに店内からの電話ははばかられますので、メールで返事を返した小前さん、すかさず、はまさKINの電話番号をget、後の突撃電話に備えます。
 ここで特筆すべきはやっぱり天谷さん!組長とどうじんの驚きのコメントです。

組長
「天谷さん(この字でよかったよね?)との連続機関銃会話には感嘆しました。組長の1週間分のお喋りを、お二人はわずか1時間くらいでクリアーしました。


どうじん
「よくしゃべりましたね。天谷イメージを再構築しましたよ。息を吸っているわずかの時間を除き、全ての瞬間に何らかの言葉を発し続けていました。その記憶は細部に至るまで正確(らしく)、のんびりうっかりの私と組長は、ただの聞き役でした。

§7 初体験!屋外突撃電話
 
1時間以上もファミレスで粘った我々、外で突撃電話を開始しました。 はまさkinへの電話にでたのは天谷さん。「もしもし!私はだれでしょう?」というと不審電話かと切られてしまいました。(ホントは電波状態が悪く切れてしまった) 気を取り直してかけ直し、みんなで27年ぶり!の会話を楽しむことができました。

はまさKIN said :
たった今、宿泊学習中の皆さんから電話をもらいました。
すごーく楽しそうだったなぁ。
まだ宿にも着いてないのに、こんなに明るいのに
神島君なんか4杯目とか…いいなぁ。

声って変わらないもんだねえ。
でも稲場君は大分飲んだ感じだったな。
天谷さんは、あの頃の声と一緒!りんこ、おーた君
みんなの声を聞いただけですご〜く懐かしくなって
胸が一杯になりながら、またカレーの続きを作っています。

§8 運転は「地図の読めない女」
 天谷さんを水戸駅まで送り、我々は本日の宿泊先袋田温泉へ約1時間のドライブです。
 どうじんが助手席で地図をみながらナビゲーター、組長と管理人は後ろの座席で手に汗を握り(?)ます。

どうじんのコメント
宣言どおり。方角・距離・右左折ポイント、起伏、スケール感まで伴った私の完璧なナビゲーションを、一言「わかんなーい」で一蹴して、「セブンイレブンの角を左」とか「大きな橋を渡ったら右」に変えさせた、つわもの。さらに「この交差点はまっすぐに」とまで言ってあげないと、怒られる。
 なお、笑うとハンドルが小刻みにぶれるという恐ろしい癖がある。 スピードは控えめにね。

 

第二部
§1 本日のお宿
 宿泊学習の第2部はここ袋田温泉ホテル・想い出浪漫館で展開されます。
 宿への到着は18:30すぎ、昼食がビールでお茶(?)のつまみもピザだったので空腹状態です。でも宴会を堪能するには風呂が先と夕食を19:30に設定し大浴場へ直行しました。 
 ラッキー! 宿泊客が宴会中のため風呂は貸し切り状態 組長が校歌を歌い始めどうじんと管理人が唱和します。「♪清らなるもの額にせまる♪」 フルコーラスで歌ってしまいました。 
 外には露天風呂があります管理人が「♪にゃにゃんがにゃん♪」とうたったのですが、小前さんまで聞こえたかな?
§2 さぁ飲むぞ
 19:30 レストランに集合した面々、まずは「いちご酒」で乾杯! そして温泉で暖まった体にビールがしみわたります。
 料理も上々。なかでも旨かったのは「岩魚の塩焼き」みんな串にがぶりつきですぞ!





§3 突撃電話第2幕
 袋田温泉は茨城県の最北、福島・栃木の県境で通信事情がよくありません。 管理人のPHSは全滅。小前さんのケータイは何とかつながりました。
 まず最初の犠牲者は長瀬さん。聞くところによると旦那様がぎりぎりまで宿泊学習への参加できるようにご協力してくださったとのこと
どうじん Said :
『直前まで、参加調整をしてくれていたなんて。涙、涙の感動もの。さらに、同じ時間に飲んでいてくれるなんて、また涙だよ。』

 次はYUMIKAさん、なんとこの日は夕食を作り(献立は刺身・コロッケ・へぎそば)お子さんの勉強をみてあげている最中でした。
どうじん Said :
『ハードな仕事をこなしながらも、お母さんしている瞬間に触れることが出来ました。私はものすごく「安心」しました。』


 
§4 次の学習はトランプ
 
おなかがいっぱいになったところで、次の学習は「トランプ」です。
 神島組長が「罰ゲーム銀はがし」を持参し準備万端整いました。
 最初は大貧民、女王様はなかなか大貧民から抜け出せません。次にナポレオンをやろうとしたのですが、既にできあがっている“話を聞かない男”たちは女王様の説明が理解できないため頓挫、最も単純なゲームのうすのろバカへと移ります。うすのろバカがいつしかうすのろダラに変わり、トランプが曲がるほどエキサイトしてきました。うそのろダラで一番負けたのは意外にもどうじん氏、石垣島の疲れが残っているのかな?、次は七並べ、これはあまり刺激がないため2ゲームで終了。そして定番のばばぬきがはじまりました。


うすのろダラで惨敗し反省するどうじん氏


§5 女王様は我が儘だ
 
トランプの次はウノ、「ウノ!」と宣言した女王様へdraw four を2枚連続で出したところ、カードを8枚めくった女王様が叫びます「明日は水戸まで歩いて帰っておいで(袋田−水戸は約50キロあります(^_^;))
 我々”話を聞かない男”たちは勝っても負けても罰ゲームを女王様から賜り、一切文句を言わずに黙々と実行するのでありました。(^_^;)



 罰ゲームの数々を紹介します
    ↓


「両側にのひとにシッペされる」

「右隣の人をだっこする」

「ボディービルダーのマネをする」


「猫のマネをしてとなりの人に甘える」
実行された罰ゲームの数々
●フラれたときに聞く曲を言う
●情けない話をする
●自分の秘密を一つばらす
●フラダンスを踊る
●可愛いい子ぶりっこをする
●今だからごめんさないの話をする


(実行結果は想像にお任せします)
●早口言葉を3回言う
●好きな人にキスされたときの顔をする
●風呂で最初に洗う部分を言う
●トイレで紙が無いときの顔をする
●おやじギャグを言う

§6 夜も更けました
 時刻は夜中の1時、4時間あまりにわたって繰り広げられたトランプ・ウノの大競演(大狂宴)もお開きとなりました。 明日もあるし寝ましょうかと言いかけたところで、小前さんが「 太田氏の人生を一発で変えてしまった出会いを聞きたい」と切り出し、一同どうじん氏の出会い物語をしっかりと脳裏に焼き付けました。このお話を聞きたい方はミニクラス会でどうじん氏よりお聞き下さい。
 それでは皆様おやすみなさい。 これにて1日目の学習は終了です。



第三部
§1 朝風呂は最高!
 男三人衆は7時ごろ起床、「よ〜し、朝風呂だ」と渓流露天風呂を目指します。川に面した露天風呂には朝日が差し込み最高の気分、昨日の酒がみるみる抜けていくようです。
 バイキングの朝食をいただき、さて出発の前に哲ちゃんに突撃電話の再トライ! 哲ちゃんがでました、でもお休み中を起こしてしまったようで、お騒がせしました。

 さあ出発!とハンドルを握る小前さん、どうじんナビもスタンバイOKです。でも、袋田の滝へ着く前に2回も道を間違えてしまいました。 これもどうじんナビの責任ということにしておこう。


§2 滝は何処だ
 袋田の滝の駐車場に着きましたが、滝はいずこに?小前さんの案内でしばらく歩くとなんとトンネルが見えてきました。滝はトンネルの先にあるそうです。
 トンネルの中は不気味です、われわれの前後には誰もいません。最後部を歩く組長がなんやら声を発しておりますよく聞くと「♪清らなるもの額にせまる♪」一緒にうたいましょう!

滝の音が聞こえてきました。もう少しです
§3 圧巻!袋田の滝
 さすが那智の滝、華厳の滝と並ぶ日本三名瀑の一つです。観瀑台と滝の距離はかなり近くすごい迫力です。ここでは管理人のだモードでのコメントは差し控えます。
 さて、どうじん氏は格好の被写体を前に三脚を構えて右へ左へ、芸術作品の一部を掲載します。
どうじん Said :
殺風景なトンネルを歩かせ、徐々に滝の音で気分を盛り上げ、いきなりデーンと目の前に巨大な滝を出現させる演出に感動。
小前さん Said :
「袋田の滝」は大門さんに見てもらいたかったなぁー。被写体として、そしてアタックする岩として。


Photo by どうじん
(滝をクリック→動画でどうぞ!)

Photo by どうじん


Photo by どうじん

§4 最後の学習は日本史
 ここは西山荘、水戸の二代藩主・光圀公が隠居された後、「大日本記」の編纂をされた場所として知られております。角さん、助さんも実在の人物で、諸国漫遊ではなく編纂事業に携わったとのことです。
 この建物の、黄門様の人形が語りかけてくれます。(「この紋所が目に入らぬ」かではありません)

Photo by どうじん
西山荘をあとにした我々は再び車中へ、このあとも女王様とどうじんナビの応酬が続きます。後部座席の管理人はハラハラ、組長はすやすやと寝息をたてております。

車窓にあの“ねじりぞうきん”が見えてきました。もうどうじんナビは必要ありません。12時50分小前さんのクルマは無事水戸駅に到着しました。24時間にわたった宿泊学習も終わりです。名残惜しいのですが、再会を期して小前さんと別れ、ビールを買い込んでどうじん・組長・管理人は車中のひととなりました。目が覚めたら上野駅でした。 明日からは「日常」が待っていますが、今日は桃源郷の余韻に浸りたいと思っています。 

では最後に“話を聞かない男”三人組から

小前さん!ありがとう! すばらしい宿泊学習でした
 これからの人生 学習の成果を活かしてがんばります


さて、次は富山ではまさkinクマちゃんがデビューします。どうじん!レポートよろしくね

報告は管理人でした。。 では(^^)/~~~

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