論語とデジタル
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漢文[白文]
子曰 學而時習之 不亦説乎 有朋自遠方來 不亦樂乎 人不知而不慍 不亦君子乎
訓読
しいわく まなびてときにこれをならう またよろこばしからずや ともあり、えんぽうよりきたる またたのしからずや ひとしらずしていきどおらず またくんしならずや
訳文
孔子が言った 学んだことを復習するのは 喜ばしいことだ 友人が、遠くから訪ねてくれるのは 楽しいことだ 他人に理解されなくても気にしないのは 立派なことだ(KS) 先生がいわれた、 「学んでは適当な時期におさらいする、 いかにも心嬉しいことだね。 [そのたびに理解が深まって向上していくのだから。〕 だれか友だちが遠い所からもたずねて来る、 いかにも楽しいことだね。 [同じ道について語りあえるから。] 人が分かってくれなくとも気にかけない、 いかにも君子だね。 [凡人にはできないことだから。]」(K) 先生がいわれた。 「学び続け、 常に復習する。 そうすれぱ知識が身につき、 いつでも活用できる。実にうれしいことではないか。 友人が遠くから自分を思い出して訪ねてきてくれる。 実に楽しいことではないか。 世の中の人が自分のことを分かってくれず評価してくれなくても、 怒ったりうらんだりしない。 それでこそ君子ではないか。(S)
Digital的考察
(1)【時習】勉強(強いて勉める)ではなく、”学習”(学んで習う)である。人にやらされるのではなく自発的な学びは一生続く (2)【真の縁】縁があれば時間と距離は関係ない、思い出したようにメールをくれる同級生などは真の友である。仕事繋がりでは人の切れ目が縁の切れ目になることがほとんどである。 (3)【承認欲求からの脱却→"心身脱落"】メールやチャットの返事がなくとも相手の事情を慮ってこそ君子である。 WEBサイトを一所懸命に制作・更新しても誰もみてくれないが、いつの日か世に出ることもある、墓碑銘になるかもしれないが、、
熟語・故事成語
学習 時習
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